ハート 基礎有機化学 講義の補足

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[Feb 7, 2008]

今日の講義で、RS表記法を説明しました。ここで用いた官能基の優先順位を利用して、二重結合の立体配置も表すことができます。

  1. 二重結合のそれぞれの炭素上の置換基の順位をつけます。
  2. それぞれの炭素上の優先順位1位の置換基の注目し、
    それぞれの置換基が二重結合の同じ側にある場合を Z
    それぞれが二重結合の反対側にある場合を E
    とします。

こうすることによって、cis, transでは命名しにくい場合も、間違いなく立体配置を表すことができます。

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