[Dec 11, 2008]
12/11提出分個々の原子のオクテット則を確認しながら描いて下さい。多重結合がある時には、注意が必要です。
電気陰性度に注意しながら、結合の極性を考えて下さい。余裕があれば、分子全体の極性も考えてみて下さい。その際には、分子の形(対称性)も考慮する必要があります。
有機化学において、有機化合物の酸性度は特に重要な課題です。近いうちに授業でも取り上げます。
飽和炭化水素の異性体は、系統的に考えて漏れがないようにしましょう。
ニトロ基など配位結合を持つものは注意が必要です。N=Oなど便宜的に二重結合で表すことがありますが、実際は配位結合であり、一重結合です。窒素の最外殻電子数(octet)に注意して下さい。スルホン酸やリン酸では、硫黄やリンのd軌道が関与できるためにS=OやP=Oのように二重結合と書いても間違いとはいえません。
カチオン、ラジカルはオクテット則を満たしていません。アニオンはオクテットですが、非共有電子対があります。参考までに中性分子であるメタンも書いてあります。