[Jan 15, 2008]
生成物の中のビシナル(隣り合う二つの炭素原子)の位置にある官能基を二つ取り除くと、原料となるアルケンが分かります。官能基はハロゲン原子や水酸基ですが、場合によっては水素原子も考慮します。
授業でも十分に時間をかけて説明した反応です。アルケンと反応する場合は、最初にカチオン性の試薬(求電子剤)が二重結合のπ電子と反応することをしっかりと頭に入れて下さい。