[Jan 29, 2009]
ベンゼン環の置換基効果の応用問題です。-SCH3(メチルスルフィド基)や-N+H(CH3)2(ジメチルアンモニウム基)は難しい問題です。特にスルフィド基は微妙ですが、塩素と同じと考えていいと思います。一般には、(1)非共有電子対があるかないかと(2)元素の周期数で判断できると思います。硫黄は塩素と同じ周期で非共有電子対を持っていますし、アンモニウムは非共有電子対を持っていません。後は中間体の陽イオン(ベンゼノニウム)の安定性で判断することになります。
ニトロ基の置換基効果の再確認です。
置換基効果の応用問題です。授業でも触れたように、置換反応の順序を変えると、異なった生成物が得られます。