[Feb 12, 2009]
求核置換反応の例です。SN1反応とSN2反応の両方があります。
化合物の構造から、合理的な原料を考えてみて下さい。求核剤として優れているものとSN2反応を起こしやすい(=脱離反応が起こりにくい)ハロゲン化物に分けるように考えましょう。
SN2反応では立体化学は反転しますが、SN1反応では平面の陽イオン中間体を経由するために立体化学は混ざります。
求核剤がいい脱離基となるときには、反応生成物もSN2反応を起こしうることに注意しましょう。