| 講 師 | Professor Brian Stoltz, California Institute of Technology |
| 日 時 | 2014年4月16日（火）11:00-12:30 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟B215室 | 演 題 | Complex Natural Products as a Driving Force for Discovery in Organic Chemistry |
| 内 容 | Stoltz教授は、若手合成化学者で、複雑な骨格の天然有機化合物の合成を行っています。今回は、JSPS外国人招聘研究者で来日されており、その機会に筑波大学で講演いただきます。 |
| 講 師 | Professor Robert M. Williams, Colorado State University |
| 日 時 | 2013年2月6日（水）11:00-12:30 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟B215室 | 演 題 | Total Synthesis as a Vehicle for Penetrating Biomechanistic Puzzles: Challenges in Natural Products Chemistry |
| 内 容 | Williams教授は、天然物合成化学分野で多くの成果を挙げており、特に含窒素天然物を合成標的としています。今回は、JSPS外国人招聘研究者で来日されており、その機会に筑波大学で講演いただきます。 |
| 講 師 | 西川 俊夫 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授 |
| 日 時 | 2012年11月13日（火）13:30-15:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟B215室 | 演 題 | ヘテロ環天然物の合成研究 −天然物合成は新反応発見のきっかけとなるか− |
| 内 容 | 西川先生は、数多くの天然有機化合物の合成を達成している研究者です。本講演では、最近の成果であるフグ毒の合成の際に発見した不思議な反応などについて講演いただきます。 |
| 講 師 | 只野 金一 慶応義塾大学理工学部 教授 |
| 日 時 | 2012年1月17日（火）13:30-15:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟B601室 | 演 題 | 海洋天然物、 (+)-スピキュロ酸および(+)-ズゴミフ酸の全合成 |
| 内 容 | 只野先生は、数多くの天然有機化合物の合成を達成している研究者です。本講演では、最近の成果である海洋天然物の全合成を通じて、天然物合成の楽しさを語っていただきます。 |
| 講 師 | 小鹿 一 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授 |
| 日 時 | 2010年11月1日（木）16:45-18:00 |
| 場 所 | 第１エリア1D201講義室 | 演 題 | 生物資源と天然有機化合物 |
| 内 容 | 天然有機化合物（天然物）とは生物が作り出す化合物（生物の化学成分）のことです。天然物を対象とする研究「天然物化学」では、その精製、化学構造の決定および化学合成を行います。天然物は糖、脂質、アミノ酸など比較的小さな分子からタンパク質、ＤＮＡなど巨大分子まで実に様々です。また、天然物には動物に何らかの生理作用を及ぼすもの（有毒物質、麻薬、ホルモン、香料など）が多く知られ、新薬の宝庫とも言われています。アオカビから発見されたペニシリン、柳の木の成分をヒントに開発されたアスピリンなど歴史的なものを含めて、これまで開発された医薬品のなんと約50％は、天然物またはそれを作り変えたものなのです。一つの生物がもつ天然物は無数にあり、さらに生物の種は特定されただけで170万種以上（単細胞生物は除く）と言われていますので、天然物の埋蔵量は想像を遙かに超えています。先月のCOP10（生物多様性条約第10回締約国会議）で、天然物の源となる生物資源を豊富に抱える発展途上国とそれを利用したい先進国との利益配分が最重要課題になった理由はここにあるのです。講演では天然物および天然物化学という学問について判りやすく解説します。 |
| 講 師 | 鈴木正昭 理化学研究所 分子イメージング科学研究センター 副センター長 |
| 日 時 | 2009年6月18日（木）15:00-16:30 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟B601セミナー室 | 演 題 | 高速ラベル化法による疾患対応PETプローブの合成 ー創薬・診断法の革新ー |
| 内 容 | 鈴木博士は、有機合成化学者ですが、PETプローブの開発を通して生命・医学分野で活躍されています。本講演会では、有機合成化学から医学まで複合領域研究をPETを通してお話しいただきます。 |
| 講 師 | Professor Barry M. Trost, Stanford University |
| 日 時 | 2009年6月10日（水）15:00-16:30 |
| 場 所 | 総合研究棟B棟1階 B0110公開セミナー室 |
| 演 題 | Self Assembly of Dinuclear Main Group Catalysts for Asymmetric Synthesis |
| 内 容 | Trost教授は、特にPd触媒反応の権威であり、有機合成化学分野で多くの成果を挙げています。今回は、万有生命科学振興国際交流財団のご厚意のより、筑波大学で講演いただきます。 |
| 講 師 | 徳山英利 東北大学大学院薬学研究科 教授 |
| 日 時 | 2009年6月3日（水）10:00-11:30 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟 B215室 |
| 演 題 | 多環性アルカロイドの全合成研究 |
| 内 容 | 徳山先生は、アルカロイド等の天然物合成分野で、顕著な成果を挙げています。今回は、その中で多環性アルカロイドの全合成研究についてお話しいただきます。 |
| 講 師 | Professor John Wood, Colorado State University |
| 日 時 | 2008年12月1日（月）10:30-12:00 |
| 場 所 | 総合研究棟B棟1階 B0110公開セミナー室 |
| 演 題 | Bridged Polycyclic Natural Products: Inspirational Targets for Total Synthesis |
| 内 容 | Wood教授は、天然物合成の分野で顕著な成果を上げている米国研究者です。JSPS招聘の機会に、筑波大学でも講演いただきます。 |
| 講 師 | 谷野圭持 北海道大学大学院理学研究院 教授 |
| 日 時 | 2008年7月8日（火）10:00-12:00 |
| 場 所 | 総合研究棟B棟 B0110公開講義室 |
| 演 題 | インゲノールの不斉全合成：発端から完成までの１０年 |
| 内 容 | 谷野先生は、複雑な構造を持つ天然有機化合物の合成で多くの成果を上げていらっしゃいます。今回は、特に、高度に歪んだ骨格で有名なインゲノールの合成の裏の裏までお話しいただきます。 |
| 講 師 | Professor Chris Ireland, University of Utah |
| 日 時 | 2008年6月4日（水）15:00-16:30 |
| 場 所 | 総合研究棟B棟 B0110公開講義室 |
| 演 題 | Marine Natural Products Chemical Libraries and Cancer Drug Discovery |
| 内 容 | Ireland教授は、海洋化学者の第一人者であり、これまでに海洋生物から、抗腫瘍性物質など様々な生物活性物質を発見してきました。今回は、JSPS招聘により、来日された機会に、抗腫瘍性海洋天然物の探索について、お話しいただきます。 |
| 講 師 | 井上将行 東京大学大学院薬学研究科 教授 |
| 日 時 | 2007年12月13日（木）12:30-14:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟 B601 |
| 演 題 | 抗腫瘍性物質 C-1027の機能と合成 |
| 内 容 | 井上先生は、様々な天然有機化合物の合成を行っている若手のホープです。本講演会ではエンジイン抗生物質の合成と反応性についてお話していただきます。 |
| 講 師 | 長瀬 博 北里大学薬学部 教授 |
| 日 時 | 2005年9月7日（水）15:00-16:30 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟 B215 |
| 演 題 | ε、μオピオイド受容体リガンドの設計と合成 |
| 内 容 | 長瀬先生は、製薬会社から大学に移動しながら、薬理物質研究を進めていらっしゃいます。本講演会ではε、μオピオイド受容体リガンドの設計と合成を中心 とした生命薬化学教室での１年間の成果をお話していただきます。 |
| 講 師 | 宮下正昭 北海道大学大学院理学研究科化学専攻 教授 |
| 日 時 | 2004年12月17日（金）13:30-15:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟B棟 B215 |
| 演 題 | 顕著な生物活性を有する高次構造天然物の全合成：戦略と合成手法 |
| 内 容 | 宮下先生は、新合成手法を開拓しながら、様々な天然有機化合物を合成されています。本講演会では天然有機化合物の合成を中心にお話していただきます。 |
| 講 師 | 村田 道雄 大阪大学大学院理学研究科化学専攻 教授 |
| 日 時 | 2004年9月14日（火）16:45-18:00 |
| 場 所 | 第一学群 H 棟 1H101 |
| 演 題 | 脂質二重膜に形成される分子複合体の機能と構造 |
| 内 容 | 村田先生は、海洋毒として有名なシガトキシンやマイトトキシンの複雑な構造を明らかにした研究で著名な天然物化学者です。今回は、生体内で動的な複合体を形成している生物活性天然有機化合物の機能と構造について講演していただきます。 |
| 平成15年度筑波大学自然学類文化講演会 | |
| 講 師 | 山村 庄亮 慶応義塾大学 名誉教授 |
| 日 時 | 2004年1月23日（金）16:45-18:00 |
| 場 所 | 第一学群 H 棟 1H201 |
| 演 題 | ダーウィンとファーブル：知の遺産 |
| 内 容 | 「ダーウィンの進化論」と彼が火付け役の「植物の光屈性」と「オジギソウの就眠運動」の話をしていだだきます。また、ファーブルでは、「昆虫記」に出てくる昆虫の本能的挙動を化学的に解釈してお話いただきます。最後に、ダーウインとファーブルの科学者としての共通点は何かについても触れていただきます。 |
| 講 師 | 有本 博一 名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻 助教授 |
| 日 時 | 2003年9月16日（火）16:45-18:00 |
| 場 所 | 第一学群 H 棟 1H101 |
| 演 題 | 天然有機化合物の探索と集積化 |
| 内 容 | ファーブル昆虫記にも記載のあるベッコウバチの毒の単離についてと、生物活性物質の活性を集積化という手法により高機能化する試みをお話いただきます。 |
| 講 師 | 上杉 志成 米国Baylor医科大学 助教授 |
| 日 時 | 2002年12月17日（火）15:00-16:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟Ｂ棟 B801 |
| 演 題 | 転写と分化を変調する小分子化合物 |
| 内 容 | 転写や分化を変調する小分子化合物の探索・研究を通じて、新しい創薬のヒントについて講演していただきます。創造性あふれる大学の薬学研究が紹介していただけます。 |
| 講 師 | 鈴木 啓介 東京工業大学大学院理工学研究科化学専攻 教授 |
| 日 時 | 2002年12月12日（木）16:00-17:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟Ｂ棟 B601 |
| 演 題 | ハイブリッド型天然物に学ぶ |
| 内 容 | 機能性天然有機化合物の合成研究での様々な発見を中心にお話していただきます。大学の授業では習わないタイプの芳香族化合物とグリコシル化反応の化学がお聞かせいただけると思います。 |
| 講 師 | 平間 正博 東北大学大学院理学研究科化学専攻 教授 |
| 日 時 | 2002年1月24日（木）13:30-15:00 |
| 場 所 | 自然系学系棟Ｂ棟 B601 |
| 演 題 | シガトキシンの全合成からライフサイエンスへ |
| 内 容 | 海産物の摂取により年間20,000人以上の被害者が出ている「シガテラ中毒」の原因物質シガトキシンの全合成とライフサイエンスへの展開について講演していただきます。 |
| 講 師 | 上田 実 慶応義塾大学理工学部化学科 助教授 |
| 日 時 | 2001年12月12日（水）16:45-18:00 |
| 場 所 | 第一学群棟 1C210 |
| 演 題 | 生物時計によってコントロールされるマメ科植物就眠運動の生物有機化学 |
| 内 容 | 植物も運動し、眠る。この植物運動の制御機構や植物が眠る理由に対する生物有機化学的研究成果と就眠運動を利用した新規環境調和型植物成長調節剤への展開について講演していただきます。 |