Cover pictures & Frontispieces | 当研究室で合成した化合物
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当研究室で合成した化合物
Schiff-base型有機配位子をもちいて得られるKeggin型構造を持つマンガン13核クラスターは可逆な酸化還元を示し、
スピン基底多重度を反映した単分子磁石挙動を示します。 |
嵩高い配位子を導入したCo-Feシアン化物イオン架橋14核錯体は温度・溶媒・光に応答する磁気挙動を示します。 |
4つのFe(II)イオンが架橋された[Fe4]キューブ型錯体は、Fe(II)イオン間に強磁性的相互作用が働くことで、
S = 8のスピン基底多重度を持ちます。この分子は負の磁気異方性を持っているため、極低温域で単分子磁石挙動を示します。 |
![]() 8つのFeイオンがCNで架橋された[Fe8]キューブ型錯体は可逆な4段階の酸化還元波を示します。 Inorg. Chem., 2008, 47, 6106-6108. DOI 10.1021/ic7024582 |
スピンクロスオーバー現象を示す[Fe(dpp)2]錯体と二量化現象を示す[Ni(mnt)2]錯体を
組み合わせた[Fe(dpp)][Ni(mnt)2]2・MeNO2錯体は温度に依存した多段階の磁化ステップ現象を示します。 J. Am. Chem. Soc., 2010, 132, 3553-3560. |
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