
液晶・高分子などソフトマターと総称される物質群においては個々の分子に注目したのでは見えてこない,分子サイズより遙かに大きな長さを持った高次構造が現れることがあります.
このようなナノスケールの高次構造は,いわゆるナノテクにおいて種々の応用が可能であると考えられています.
こうした高次構造を作る凝集機構の解明と構造安定性の起源について熱力学的な観点から研究を行っています.
齋藤研究室では、固体から液体までの様々な分子集合体を対象とし、凝集構造の発現機構とその物性について研究を行っています。
とくに熱力学・統計力学的な視点を重要視して研究を進めています。
具体的には以下のようなテーマで現在研究を行っています。
□ 設備・装置